第38回三浦三崎マグロ争奪将棋大会が7日、南下浦市民センターで開催され336人が棋力を競った。
同将棋大会は1977年、当時市内にあった日本将棋連盟三浦支部の棋士が三浦で大会を開催したのが始まり。優勝者には三浦らしいものをということで、マグロが選ばれたのも話題を呼んだ。以降、年に1回開催されるようになり、1回大会では120人だった参加者も今では300人を超える。1日限りで開催される同会は全国的に見てもあまりなく、マグロの名人戦と言われるほどの人気大会となっている。
大会には市内近郊のほか、茨木や静岡、愛知、福岡と広範囲の地域から集まった。横浜から来たという男性は「三浦でこのような大会があることを知って初めて参加した。こんなに多くの参加者がいるので優勝は厳しいかもしれないが、頑張りたい」と話していた。 競技は一般(A〜C)、女性、子どもと5部門で実施。ピリッとした緊張感に包まれた各会場では、盤面に打たれる駒の音だけが響いた。大会窓口の三浦商工会議所は「遠い所から毎年参加する常連もいる。この大会をきっかけに、参加者に三浦の良さを感じてもらえれば」と話している。
優勝者にはマグロ丸ごと1匹が贈られ、参加者にもそれぞれマグロの切り身が贈られた。
各部門の上位入賞者は次のとおり(敬省略)。
A級/1位・竹下貴重 2位・遠藤正樹 B級/1位・吉山和宏 2位・中嶋哲貴 C級/1位・安田明 2位・斉藤均 小学生の部/1位・堀内健世 2位・岸野伊吹 レディースの部/1位・小野ゆかり 2位・大城千花
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