逗子・葉山版 掲載号:2011年1月14日号
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第87回箱根駅伝に出場した青山学院大学3年生 川村 駿吾さん 葉山町堀内出身 20歳

上級生の自覚を持って

 ○…「自分の仕事を、しっかりとしろ」―。出走直前に監督からの激が飛んだ。大学生長距離ランナーの最高峰、箱根駅伝。今年葉山からは唯一出場し、見事青山学院2年連続シード権獲得の立役者となった。自身が走ったのは復路7区。ゴールまでの流れを作る重要な区間だ。「上級生として、絶対流れを作る、そういう意気込みで走りました」。過酷なレースを戦い抜いた晴れやかな表情で話した。

 ○…箱根駅伝に出場したのは昨年に続き2度目。裏のエース区間とも言われる9区を走ったが「自分はチームにとっての”不安材料”だった」と振り返る。それから1年、練習に励んだが、昨年は故障やタイムの伸び悩みに苦しんだ。そんな自身を奮起させたのは、上級生としての自覚。「下級生が頑張ってるのに、俺は何をやってるんだ」。気持ちを切り替えて練習に打ち込み、睡眠時間や食事など私生活も一から見直すと次第に調子も戻った。「走れるからには勝負。今年は絶対にはずせない」。その闘志が当日の走りにも弾みをつけた。

 ○…陸上を本格的に始めたのは中学生の時。才能に恵まれたわけではなかったが、いつも地道に努力を繰り返した。湘南国際村に向う坂道など、練習場所としても親しんできた葉山。あさって16日には3年ぶりに三浦半島駅伝に1区の選手として出場する。「葉山の代表として、地元の力になれるのが嬉しい。精一杯走りたい」。

 ○…現在駅伝部の部員30数名と寮生活を送る日々。夜10時には消灯、毎日朝5時には練習が始まる、華のキャンパスライフとはかけ離れた生活。それでも「今はこれに全てかけてるんで」と気持ちに迷いはない。また今年からは部のキャプテンに就任。「3強のうち一つは崩したい。後輩たちに『自分たちでもできる』って植えつけて卒業したいですね」。葉山から巣立った駅伝ランナー。今年はチームの牽引役として、最後の1年を駆け抜ける。
 

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