「ソフトボールで元気届けよう」 宇津木妙子さんが葉山の少年らを指導
「イチ、ニ、サン、ハイ!」。暖かな陽が差し込むグラウンドに子どもたちの元気な声が響き渡る―。
葉山町の木古庭グラウンドで先月31日、元ソフトボール全日本代表監督の宇津木妙子さんが地元チームの少年らに指導を行った。参加したのは木古庭ファイターズ、葉桜ファイターズと大楠ソフトのメンバーやOBら約50人。メンバーの親類が宇津木さんの夫と知り合いだったことが縁で「子どもたちのためになるなら」と指導に駆けつけた。
グラウンドに集まった一同は始めに東日本大震災の犠牲者に向けて黙祷。宇津木さんは「みんなができることを精一杯やって被災地に元気を送ろう」とあいさつした。練習はウォーミングアップに始まりキャッチボール、ノック、バッティングなどソフトボールの基礎をみっちりと指導。「もっと大きな声出るだろう!もう一回!」と随所で”宇津木節”も飛び出した。練習を振り返って宇津木さんは「あいさつをきちんとする、大きな声で話す、相手の目を見る。子どもたちがソフトボールという競技を通じて礼節や人間関係を学んでくれれば」と話した。
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