経済産業省がこのほど主催した「2014年度先進的なリフォーム事業者表彰」で、逗子市などに事業所を置く(株)さくら住宅(本社/横浜市栄区桂台西・二宮生憲社長)が全国21者のひとつに選ばれた。県内で受賞したのは同社と(株)家具の大正堂の2者。受賞に同社関係者は喜びの声をあげている。
同表彰は少子高齢化や人口減を背景に将来的に新築住宅が減少し、既築住宅の一層の活用が求められるとして、リフォーム事業の活性化を目的に今年度初めて創設。東京や大阪など三大都市圏の事業所を対象に募集を行ったところ112者から応募があった。審査は決算内容や書類、ヒヤリングなどで外部有識者が構成する選定委員会の審議などを経て、「独自のビジネスモデルでリフォーム市場の拡大に貢献する事業所」として21者を選定した。
同社の表彰について経産省は「小工事を大切にして、地元の信頼を獲得し、17期連続黒字を達成する地元密着型の総合リフォーム事業者」と紹介。また顧客が同社の株主となり、経営方針などについて意見することができる「お客様株主制度」など独自の取り組みも評価の対象になった。
表彰を受けて同社は「これまでの取り組みが評価されたことを嬉しく思うとともに、これからもさらに良い会社を目指して社員一同取り組んでいきたい。また国が推し進める『リフォーム市場の発展』にも微力ながら協力していく」としている。
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