日本ミシュランタイヤが先月発表したミシュランガイドで、逗子と葉山から各1店舗が星付きの栄誉に輝いた。発売されたのは初めて県内に特化した「横浜 川崎 湘南2015特別版」で、両市町では星付き店を含む38店舗が「うまい店」などとして紹介されている。
4年連続で評価を受けた蕎麦「おかむら」(逗子市桜山)は、1つ星を獲得。名人の蕎麦に心打たれ、修行を経て12年前に開業。丸抜きの実を毎朝石臼で挽くなど、素材の持ち味を生かした蕎麦を打つ。店主の岡村盛典さんは「一期一会を大切にやってきた。何よりお客様が喜んで下さるのが嬉しい」と笑みを浮かべる。
日本料理「琢亭」(葉山町一色)は昨年から2つ星に昇格。「料亭で培った技を基に、端正な料理を供している」として、細やかな包丁技や下ごしらえの丁寧さが評価された。「常連のお客様やスタッフ、家族が自分のことのように喜んでくれることが嬉しい」と同店女将の佐々木礼子さん。
両店とも「星ありきではなく、お客様を第一に今まで大切にしてきたことを積み上げていきたい」と声を揃えた。
|
<PR>
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|