逗子銀座通り商店街にある「カフェキナ」で先月25日、毎月恒例の「街角おんがく会」が行われた。「音楽のまちづくり」を目指す市民団体「逗子サロンコンサート」(松本はるこ代表)の主催で、今回で100回目の節目を迎えた。
この日は「ヴァイオリンと津軽三味線」がテーマで、桐朋学園大学出身の佐藤悠紀さんや津軽三味線奏者の福居秀大さんらが出演。会場にはおよそ40人が詰めかけ、店内に流れる美しい音色に耳を傾けた。
音楽会は、代表の松本さんが市内在住の声楽家、阿部みどりさんと「もっと日常に音楽を広めたい」と08年に始めたのがきっかけ。以来、毎月第4土曜日は地元にゆかりのある音楽家らを招きながら欠かさず催してきた。11年3月からは被災地支援としてチャリティコンサートのほか、来場者に100円のカンパを募り、これまで計約71万円の募金を「ふくしまこども寄付金」に寄付している。松本さんは会場で「100回目を迎えられたのは演奏家や場所を貸してくださるオーナーの彦坂さん、皆さんの助けがあってこそ。今後も音楽を通じた交流の場を続けていきたい」と語った。
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