逗子・葉山版 掲載号:2016年7月22日号 エリアトップへ

逗子海水浴場などでごみゼロ活動を展開するNPO「iPledge(アイプレッジ)」の事務局長を務める 濱中 聡史さん 逗子市桜山在住 33歳

掲載号:2016年7月22日号

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参加促す仕掛けづくりを

 ○…発想の転換だ。環境美化とボランティアを結びつけたとき、これまでは「ごみを拾う」という行為が一般的だったが、ごみ箱の前で通行人に呼びかけながら「分別を誘導する」という手法に切り替えた。同じ方法を10数年前から導入している野外音楽イベントは「世界一クリーンなロックフェス」とうたわれており、効果のほどは折り紙つき。学生を中心としたボランティアとともに今年は逗子海岸だけでなく、鎌倉と葉山の海でも活動を展開する。

 ○…活動との出会いは高校2年生のとき。フジロックフェスティバルにボランティアとして参加したのがきっかけだった。元々音楽好きで、当初は「活動の合間に演奏が聴けるのではと下心があった」と笑う。ただ実際に携わってみるとイベントを形作っているのは何も演奏者や来場者だけではなく、環境美化に関わる自分たちもその一部なのだと実感した。何より垣根が高そうに思えたボランティアは楽しいものだった。その後は黒子役としての面白さに魅了され、大学卒業後は活動を運営するNPOに就職。以来この道一筋に生きてきた。

 ○…1年半前、「自然の中で子育てがしたい」と都内から逗子に移り住んだ。折しも逗子海岸がファミリービーチへの転換を打ち出した過渡期。「砂浜の美化にも協力してほしい」と海岸組合から依頼があり、昨年初めてプロジェクトを立ち上げた。「音楽イベントと違って客層も年代も様々。不安はあったが、皆さん快く分別に協力してくれた」と手ごたえを振り返る。

 ○…行政や事業者だけでなく、訪れる観光客一人ひとりにも海をきれいにすることに参加してもらう。目指すのは海に関わる全ての人の社会参加を促すことだ。ボランティアはいわばそのための仕掛け。クリーン活動に限ったことではなく、「当事者同士の解決は難しくても、皆が同じ方向を向くことで社会問題の多くはできる」。そう信じている。

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