市民同士が物の貸し借りやまちの情報共有ができる地域限定のコミュニティサービス「SOY LINK(ソイリンク)」が来年から逗子市で始まるのに先駆け、逗子市民交流センターでは同サービスの市民モニター「ナニスルサポーター」を募集している。応募は50人程度で12月中旬まで。
ソイリンクはパナソニックなど4社が提供するスマートフォン向けアプリ。登録者が日々の生活の中で「人手や道具が必要」といった際に別の登録者が要望に応じる相互扶助の仕組みで、隣同士で醤油(SOY)を貸し借りしていた昔ながらの近所付き合いの形にちなむ。物の貸し借りのほか、登録者同士で地域の商店や飲食店のお得な情報などを共有したり、メッセージを交換することも可能。利用には限られた地域内で実名や顔写真登録も必要のため、情報の信頼性を担保しながらコミュニティ文化の醸成を図ることができるという。
県内では藤沢市の一部などで実証実験が行われており、同センターが市に提案する「共育ネットワーク構築事業」の一環として導入を決めた。今後説明会(10月25日)や意見交換会(11月5日)を経て、来年1月の導入を目指す。
市民モニターの対象は逗子市在住または在勤で18歳以上の人。問合せは同センター【電話】046・872・3001
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