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大技続々「逗子の王者」選んで ウインドサーフィン公式戦で新企画

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掲載号:2017年4月7日号

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ダイナミックな演技を披露する参加者(写真は昨年)
ダイナミックな演技を披露する参加者(写真は昨年)

 逗子海岸を拠点に活動するウインドサーフィンのプロや若手選手が演技を披露する「KING OF FREESTYLE」が4月16日(日)、同海岸西浜で催される。15日から2日間開催される「フリースタイルフェスタ逗子」の一環。

 フリースタイルはウインドサーフィンの種目の一つ。風をつかんで波の上を飛んだり、ターンを決めたりと技の難易度や構成を競う。大会は国内4カ所で行われるジャパンツアー開幕戦の位置づけで、昨年はプロアマ含め92人が出場した。

 KING―は発祥の地とも言われる同海岸で、競技の魅力を広く知ってもらおうと同実行委が今年新たに企画。プロを含む8人の選手が出場し、勝者を審査員ではなく、観客が”投票”で選ぶという趣向だ。

 ウインドサーフィンの大会には独自の風速規定があり、競技開始の時間がまちまち。規定に達しない場合、試合が行われないこともあり、一般の観客にとって馴染みづらい側面があった。そこで公式戦とは別に時間を設け、風の有無に関わらず演技を披露することに。大会実行委の杉純太郎さんは「風がなくとも上手い選手は上手いし、プロはすごい。それを多くの人に見てもらいたい」と話す。

 大会を盛り上げるため、会場には飲食や物販のブースを設けるほか、ビーチヨガやトリノ五輪スノーボード日本代表の成田童夢さんによるトークショーなどイベントも充実させた。同実行委は「ウインドサーフィンを中心にしたお祭りのようなイベント。選手のダイナミックな技や駆け引きを見にぜひ足を運んで」と呼びかけている。試合は正午と午後3時からの2回。問合せは同実行委【携帯電話】090・7245・5282

「逗子から競技盛り上げたい」

 現在日本ランキング1位の小林悠馬選手を輩出した逗子海岸。その背中を追いかけるように同じゲレンデで競技に取り組む若手選手の成長も著しい。

 久木中3年の杉匠真さん(14)=写真中央=は昨季、アマチュアの年間ランキングで首位に立ち、史上最年少でプロに転向した。大会では初めてプロクラスの出場で「大技を決めて優勝を狙いたい」と意欲をみせる。久木中出身の津野健介さん(17)=左=は「昨年は序盤つまずいたので、今年はいいスタートを切りたい」。5年前は同大会でビギナークラスだったが、昨季はプロ転向に王手をかけるまでになった。競技のために昨年都内から移住し、逗子をホームに選んだ池照貫吾さん(16)=右。「今大会で弾みをつけて、今年中にプロになりたい」と意気込む。

 3選手とも共通するのは「逗子から競技を盛り上げたい」という気概だ。逗子では競技人口が比較的多いものの種目としてはまだマイナーの域。「ウインドをもっと有名にしたい。そのためには僕たちが早く成長してトッププロにならないと」と声を揃えた。3選手とも同大会にエントリーし、KING―にも出場する。
 

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