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交流センター小林さん 西日本被災地への支援続々「学び生かせること多い」 チャリティーイベントも被災地ボラセンでの経験語る

社会

掲載号:2018年8月3日号

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市民交流センターの副館長を務める小林さん
市民交流センターの副館長を務める小林さん

市商連が募金

 逗子市中央商店街連合会は先月行われた亀岡八幡宮例大祭で各商店街に募金箱を10カ所設置。集まった8万9123円を日本赤十字社に義援金として送金した=写真。この取り組みを呼びかけた近藤和善会長は「逗子では例年通り祭りを開催できたが、何か自分たちにできることはないかと発案した。急に決めたことだったが、多くの方にご協力いただきありがたい」と話していた。

音楽フェスで支援

 逗子・葉山の中高生からなる防災・復興支援ボランティアグループ「3・11つなぐっぺし」が8月24日(金)、西日本復興応援高校生チャリティーライブ「ZUSHI ROCK」を逗子文化プラザさざなみホールで開催する。午後5時から。

 出演はSKY DOG(逗子高校)、エビフライのしっぽ(逗子開成高校)ほか近隣の高校生バンド6組。また、西日本豪雨災害の現状報告や、同団体が継続的に行なっている福島県での活動報告なども行われる。入場料500円。会場には募金箱も設置し、経費を除いた全額を共同募金西日本豪雨災害義援金として被災地に送る。

 また同団体のメンバーたちは他の災害支援団体、社会福祉協議会の職員有志らと今月毎週木曜日、午後6時から7時30分まで、JR逗子駅前で街頭募金を呼びかける。

チャリティーコンサート

 「ウォン・ウィンツァン チャリティーピアノコンサート〜夏の祈り〜」が8月18日(土)、結・YUIコミュニティホール(逗子市山の根1の3の13)で開催される。午後4時開演。葉山町在住で映画上映会などを開催している小山内俊江さんが企画した。「瞑想のピアニスト」として知られ、各地でチャリティーコンサートも開いているウォンさんに打診したところ実現したという。

 定員80人で料金5千円。経費を除いた全額は日本赤十字社を通じて「平成30年7月豪雨災害義援金」として寄付する。問い合わせや申し込みは【携帯電話】080・5654・1331小山内さんへ。

 市民交流センターの副館長を務める小林由高さんは先月18日から22日まで、岡山NPOセンターの呼びかけに応じ、岡山県倉敷市の災害ボランティアセンターの運営を手伝うため現地入りした。

 地元の社会福祉協議会が主体となって運営している同センターで、連日600人以上が訪れるボランティアの受付業務の仕組みを作った小林さん。誰をどこに、どれだけ派遣するか。ボランティアの善意を最大限生かすために欠かせない仕事だ。

過酷な被災状況

 センターのある倉敷市内は被害が少なく、通常の日常生活が営まれていたという。しかし、岡山市から電車で30分の真備町で厳しい被災地の現状を目の当たりにした。

 災害とは無縁とされてきた同地区。豪雨によって近くを流れる小田川の水位が上昇し、堤防が決壊して地区全体が水没。約50人の死者が出た。猛暑と強烈な悪臭、そして至る所に積み上げられていた家財道具が印象的だったという。ボランティアたちは主に泥かきに従事。休憩を取りながら、作業は午前中3時間だけというルールを徹底。それでも熱中症などで倒れる人は続出した。

 救援物資は行き届いており、今すぐ何かが必要という状況は脱していた。営業を再開する店や、避難所から通勤する人もいるなど「普通の生活」に向けた準備も始まっていた。「今一番必要なものは何か」と現地の関係者に聞いたところ、「生活を立て直すお金」という答えが返ってきたという。

防災とイベントつなげ

 小林さんは現地での経験を踏まえ、災害発生後、スムーズな復興につなげるためには、「地域外から大勢の人を受け入れる体制づくりが欠かせない」と語る。受け入れる側にノウハウがないため、現場で混乱が起き、時間だけが過ぎていく―。過去に起きた災害の被災地で何度も見られてきた光景だ。そこで小林さんが提唱するのはイベント運営のノウハウを生かすこと。「対外的に情報発信して人を集め、安心安全に過ごしてもらい、帰っていただく。両者の内容は違えど、やっていることは同じと実感した」という。

 逗子市では10万人規模の来場者がある花火大会のほか、各地で様々なイベントが開催されている。こうしたノウハウを共有し、いざという時のためにいかす体制づくりが必要とも。「例えば観光協会や市民団体などど情報共有や協力体制を築けないか。広く市民の方にも考えてほしい」と話した。

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