逗子・葉山版 掲載号:2018年8月3日号 エリアトップへ

葉山の”山”を守り楽しむ【1】 MTB愛好家が環境整備に汗 地域とつながり顔見える関係に

スポーツ

掲載号:2018年8月3日号

  • LINE
  • hatena
畦道の草刈りを行うメンバーたち
畦道の草刈りを行うメンバーたち

 貴重な自然を次世代へ伝えていこうと、2009年に設立された二子山山系自然保護協議会。その中に「マウンテンバイク(MTB)・プロジェクト」がある。このシリーズでは地元住民でも自然保護団体でもない、同プロジェクトのユニークな活動を紹介する。

 先月22日、葉山町上山口の寺前谷戸入口サクラ広場で、二子山山系自然保護協議会の「寺前谷戸復元プロジェクト」が定例作業を行った。同プロジェクトのメンバーや親子連れ約20人のほか、自転車用のヘルメットを被り、揃いのTシャツを着た「三浦半島マウンテンバイク(MTB) ・プロジェクト」(桐山大代表)のメンバー6人も参加。当日は畦道の雑草を刈ったり、竹を切り出したりして、午前中いっぱい汗を流した。

「自然がフィールド」

 マウンテンバイクは1970年代、アメリカで誕生したとされている。山を自転車で登り、走り抜ける楽しさは当時の若者たちを熱狂させ、たちまち一大スポーツに発展した。日本でも各地で大会が開かれているなど根強い人気を誇る。インターネットで本場アメリカからパーツを取り寄せ、こだわりの「相棒」を作り上げる人も多い。

 MTBを楽しむには、大きく分けて整備されたMTB専用のコースを走るか、一般の山道(トレイル)を走る方法がある。問題となるのは後者。山道ではハイキングを楽しむ人など他の利用者もいるため、地域住民や地権者、散策する人たちなどとトラブルになることもあるという。

 そのためかつては表立った活動はせず、小さなコミュニティの中で情報交換をしながら楽しむ愛好者が多かった。

「何かできる事を」

 転機となったのはマウンテンバイカー同士での「自分たちが普段から楽しんでいるフィールドを利用するだけでなく、何か貢献できることはないか」という雑談だったと桐山さんは振り返る。

 これからは積極的に地域の人たちと繋がり、自分たちができる事をしよう―。桐山さんはまず、個人の有志として2013年に同協議会へ参加。地元の団体と顔の見える関係を作り、15年に仲間とMTB・プロジェクトを立ち上げた。

 現在、メンバーは約30人。他の団体と協力しながら、マウンテンバイカーならではの活動を展開している。

        (続く)

逗子・葉山版のローカルニュース最新6

学生が集う場所に

学生が集う場所に 社会

関東学院大生が空き家改修

7月12日号

三崎×都心の2拠点生活

三崎×都心の2拠点生活 社会

元呉服屋をリノベーション

7月12日号

2家族で一軒家をシェア

2家族で一軒家をシェア 社会

新しい子育てのかたち

7月12日号

「できたての風味 味わって」

とちぎや

「できたての風味 味わって」 教育

汲み出し豆腐を特別提供

7月12日号

葉山小で児童と交流

英国セーリングチーム

葉山小で児童と交流 教育

努力の大切さ伝授

7月12日号

「こどもレストラン」大盛況

「こどもレストラン」大盛況 教育

料理や接客、会計も学ぶ

7月12日号

手づくりの魅力感じて

手づくりの魅力感じて 社会

約250点の作品展

7月12日号

あっとほーむデスク

  • 7月12日0:00更新

  • 6月28日0:00更新

  • 6月14日0:00更新

逗子・葉山版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

逗子・葉山版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年7月12日号

お問い合わせ

外部リンク