天皇、皇后両陛下が21日、葉山御用邸に入った。4月30日に退位を控えるなか、沿道には例年以上に町民らが集まった。改元に向けた祝賀行事を企画している町奉祝実行委員会は当日、日の丸の小旗を配布し、歓迎の意を表した。
両陛下は、御用邸に到着された後、「小磯の鼻」と呼ばれる海岸を散策され、集まった町民らと交流された。
沿道で出迎えた後、海岸へも駆け付けた葉山町老人クラブ連合会会長で、奉祝実行委メンバーでもある山崎時彦さんは「葉山は御用邸の町だということを改めて実感した。お祝いの気持ちを町全体で表すことができるよう、頑張っていきたい」と話していた。
葉山町では昨年11月、天皇陛下の退位と皇太子殿下の即位に対して町民一体となって祝意を表そうと、「葉山町改元奉祝実行委員会」を結成。
町商工会の柳新一郎さんが会長を務め、文化協会や体育協会、町内会連合会ら各団体の代表者25人が委員となり準備を進めている。同実行委は当日、葉山ステーションや葉山大道交差点、御用邸前など10カ所で日の丸小旗を配布。4千本用意し、約2800本を配ったという。
「お見送りも参加を」
両陛下は1月25日(金)まで御用邸に滞在され、午後3時30分に出発される予定。当日は交通規制が行われるほか、同実行委がお見送りへの参加を呼び掛けている。小旗の配布はない。
お見送りなどに関する問い合わせは同実行委員会事務局(町政策課)【電話】046・876・1111(内線334)へ。
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