葉山町長柄にある阿部倉山の山頂が、絶景スポットに生まれ変わった。整備した阿部倉山の森保全の会（荒井俊一代表）は「多くの人に親しんでいただければ」と話している。
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同会は先月24日、阿部倉山で桜の植樹会を実施。地域の親子ら70人以上が参加し、整備を進める山頂付近も案内した。
もともと木や薮が生い茂り、人が通れる場所はごく一部だったというが、メンバーたちによって広場が完成。また、相模湾を見渡せるよう枝木を剪定し、晴れていれば江の島や富士山も望める絶景スポットが誕生した＝写真。材木を使った椅子も設置されている。
同会は「暖かくなれば桜も見頃になる。海だけでなく、葉山の山も楽しんでほしい」とした。
桜の植樹は同会が昨年から行っているもの。当日はヤマザクラとソメイヨシノが50本ずつ用意された。県の職員の指導のもと、子どもたちは慣れない手つきで苗木を植えていた。
葉山小３年の山森一葉くんは「植樹をしたのは初めてで良い経験になった。山を登るのも楽しかった」と話していた。
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