葉山町漁業協同組合の直売所がこのほどオープンした。これまで釣り船の待合所として使われていたスペースに、地元の海産物が並ぶ。関係者は「葉山産品の魅力を発信できれば」と意気込んでいる。
場所は同組合施設前(葉山町堀内50の20)、釣り船の待合所が並ぶ建物の一角。空きが出たため組合内で利用方法を協議していたところ、組合員で漁師の畠山晶さんが手を挙げた。
真名瀬朝市を開催するなど、葉山産の海産物を町内外の人に食べてもらおうと活動している畠山さん。組合も「長年やりたいと思っていた事業。葉山の海の幸を多くの人に届けられたら」と期待を込める。
オープン2日目の今月23日には、葉山産のサザエやナマコ、乾燥させた海藻類が並んでいた。現在は底網漁が禁漁で魚種が限られるため、「その日の朝まで泳いでいた」というイワシやサバなどを佐島漁港から仕入れている。8月頃からはイセエビやアワビ、根魚など豊富な種類が揃うという。角田正美組合長は「平日は人通りが少ないのが課題だが、ゆくゆくは毎日営業できたら」と話している。営業時間は毎週(土)(日)の午前9時から午後3時まで。問い合わせは【電話】046・875・9509同組合へ。
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