逗子市久木の住民たちが集い、食事を楽しみながら交流を深める「みんなの食堂」が先月28日、久木会館で行われた。
17回目となった今回は「とうふ工房とちぎや」(久木3丁目)の店主・亀田勝さんが、作りたての「汲み出し豆腐」を提供。特注した木樽には湯気の立つ木綿豆腐40丁分が入っており、会場に到着すると歓声が上がった。
亀田さんが熱々の状態で子どもたちに一杯づつ配ると「フワフワで美味しい」「いつも食べているものと全然違う。すごい甘い」といった感想が上がり、おかわりする列ができていた。
亀田さんは「保存できず、できたてでないと食べられない一品で、一番美味しい食べ方として知られている。子どもたちが喜んでくれて良かった」と笑顔で語った。食事後には映像を使って豆腐の作り方を紹介。集まった人たちは興味深そうに聞き入っていた。
「美味しさ広めたい」
亀田さんは今後、特製木樽に入れた汲み出し豆腐を使った鏡開きならぬ”豆腐開き”を広めたいという。「祝いの席やイベントなどで利用いただけたら」と話している。
問い合わせは【電話】046・871・3997同店へ。
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