葉山町堀内の研修施設がこのほどホテルやカフェ、住宅型老人ホームなどからなる複合施設に生まれ変わった。カフェは宿泊客だけでなく、地域住民も利用でき、「気軽にお立ち寄りいただければ」と同施設は話している。
先月24日、堀内にオープンした「葉山うみのホテル」は、賃貸住宅開発のシマダハウス(東京都)が手掛けた。
地上6階建てのアサヒビール葉山研修センターの外観はそのままに、ホテルタイプの部屋を20室、若年層などをターゲットにしたカプセルタイプの部屋を41室用意。相模湾を一望できる客室や大浴場が特徴だ。
海外からの呼び水なるか
すでに宿泊した利用客や受け付けた予約のうち、約2割を海外からの旅行者が占めているという。「オープン早々にこれだけ反応があったのは驚き。もともとのニーズがあったのかと推察しています」と同社。
1階にあるカフェは宿泊客以外も利用でき、ドリンクだけでなく、ランチやディナーも楽しむことができる。総支配人の小林武一郎さんは「都心から1時間ほどで来られる葉山は海や山など自然に囲まれている素晴らしい環境。国内外の方にこの魅力を伝えるとともに、地域の方にも親しまれるようになれば」とした。
来年春には現在使われていない1階の一部や5階フロアに住宅型有料老人ホームやデイサービスなどを開業させる予定という。
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