逗子・葉山版 掲載号:2019年8月23日号 エリアトップへ

逗子市 保育士確保、待ったなし 市役所で説明会初開催

教育

掲載号:2019年8月23日号

  • LINE
  • hatena
チラシを手に参加を呼び掛ける粟飯原さん
チラシを手に参加を呼び掛ける粟飯原さん

 慢性的な人材不足が続く保育業界。10月から幼児教育・保育の無償化が始まることから、その傾向に拍車がかかることが見込まれる。逗子市は来月、「保育フェア」を初開催。市内の施設の特徴を紹介し、学生だけでなく資格を持っている「潜在保育士」にアピールしたい考えだ。

 今回、企画した市保育課の粟飯原なおみさんは保育士不足へ強い危機感を持つ。「求人募集をしてもなかなか集まらず、各園では知り合いの紹介等でなんとか確保している。保育士がいないために、定員より少ない園児しか受け入れていないところもある」という。

 10月1日からは幼児教育・保育の無償化が実施される。幼稚園や保育所、認定こども園、地域型保育、企業主導型保育事業等を利用する3歳から5歳までの子どもたちの利用料が無償化されるもので、これを機に入園希望者が増加することが見込まれる。「現状でも綱渡りの状況だが、10月以降はどうなるのか、想像がつかない」と語る。

自治体間で”争奪戦”

 横浜市や藤沢市などでは国と市、施設が1人あたり最大8万2千円を補助する「保育士宿舎借り上げ支援事業」を採用。また、近隣の横須賀市では経験年数7年以上の保育士の給与に月額4万円の上乗せを行い、人材確保に乗り出している。

 自治体同士による「争奪戦」の様相を呈しているが、逗子市は財政難のためにそうした施策を打ち出せずにいるのが現状だ。粟飯原さんは「自然に囲まれた環境で素晴らしい保育をしている園がたくさんある。ブランクを経て、働いている50〜60代の方も増えており、柔軟な働き方もできるのが特徴。逗子らしい魅力をしっかりアピールしていきたい」とした。

「働きやすさ知って」

 「ずし保育フェア」は9月6日(金)と7日(土)の2日間、逗子市役所1階ロビーで行われる。午前9時から午後4時30分まで。会場には市内にある公立と私立の7保育園のブースが設けられ、パネルなどで各園の特徴や保育の理念を知ることができるほか、期間中は園長や保育士が常駐。職場環境や待遇、他のスタッフたちの働き方などについて具体的に聞くことができる。また希望者には各園の見学ツアーも行う予定という。

 問い合わせは市保育課【電話】046・872・8118へ。

逗子・葉山版のトップニュース最新6

失語症会話カフェ誕生

失語症会話カフェ誕生 社会

町在住当事者夫妻が立ち上げ

10月18日号

山の根踏切の対策表明

JR東日本

山の根踏切の対策表明 社会

今月27日に住民説明会

10月18日号

“プラ使わない町”アピール

葉山町

“プラ使わない町”アピール 政治

民間事業者とも連携

10月4日号

パートナーシップ制度導入へ

逗子市

パートナーシップ制度導入へ 社会

来年4月向け検討進める

10月4日号

今月末に解除の見通し

小坪隧道通行止め

今月末に解除の見通し 社会

台風15号の爪痕残る

9月20日号

南郷公園に休憩所整備

町奉祝実行委

南郷公園に休憩所整備 社会

「町民の憩いの場に」

9月20日号

逗子の空気感一冊に

地元在住編集者夫妻

逗子の空気感一冊に 文化

スペインチームにプレゼント

9月6日号

あっとほーむデスク

  • 10月18日0:00更新

  • 10月4日0:00更新

  • 9月20日0:00更新

逗子・葉山版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

逗子・葉山版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年10月18日号

お問い合わせ

外部リンク