神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
逗子・葉山版 公開:2020年2月7日 エリアトップへ

プロの総合格闘家で今月28日に講演する 水垣 偉弥(たけや)さん 葉山町在住 36歳

公開:2020年2月7日

  • LINE
  • hatena

誰よりも格闘技が好き

 ○…やわらかい物腰にに丁寧な受け答え。初対面の人が職業を聞いたら驚くかもしれない。アメリカにある世界最高峰の格闘技団体で日本人初の5連勝をおさめ、36歳の今も現役。解説もこなすプロ格闘家だ。

 ○…葉山で生まれ育った。剣道を習うかたわら熱中したのが格闘技。中学生のときにテレビで見て虜になった。「友達同士で試合について語り合うのが何より楽しかった」。夢を諦められず、高校3年になってすぐにジムへ。アマチュア大会で日本一になると大学3年時に親には言わずプロデビュー。周囲が就職活動をする時期になって、ようやく打ち明けた。「実はもうプロなんだと父に伝えると、あと2年やるからよく考えろと大学院へ行かされました」。電気工学を学びながら、それでも練習と試合を続け、国内大会で優勝。24歳で単身渡米した。「とにかく自分の階級で一番強くなりたかった。不安はなかった」と振り返る。

 ○…特に印象に残っているのは、UFC初戦となった2009年の試合。バンダム級王者のタイトル戦で自身に挑戦者の白羽の矢が立った。無名の日本人は下馬評を覆す大接戦を繰り広げ、惜しくも判定で敗れたものの、現地での評判は一気に上がった。「ホテルに帰ると選手や関係者が拍手で迎えてくれた。負けたのは悔しかったけれど、このスポーツを心の底から好きだと思った瞬間でした」

 ○…3歳と1歳の男の子を持つ父でもある。「葉山はオンとオフを切り替えられる場所。調子が出ないとき、真名瀬からの景色を見るとまた頑張ろうと思える」。今後は後進の育成にも力を入る。「このスポーツの面白さを広め、自分のような格闘技好きを増やしたい」と笑顔で語った。

逗子・葉山版の人物風土記最新6

志原 光徳さん

第54代逗子警察署長に就任した

志原 光徳さん

逗子市池子在住 58歳

4月12日

柳川 謙司さん

第75代葉山警察署長に3月19日付で就任した

柳川 謙司さん

横浜市在住 59歳

3月29日

大竹 則彦さん

葉山町制100周年PR大使に就任した「ミューシー」を生み出した

大竹 則彦さん

葉山町下山口在住 67歳

3月15日

後藤 慶幸さん

2月25日に開催された「Jazz in 鎌倉」の実行委員長を務めた

後藤 慶幸さん

逗子市在住 64歳

3月1日

平尾 香さん

リビエラ逗子マリーナ内レストランで自身の企画展が開かれている

平尾 香さん

逗子市新宿在住 51歳

2月16日

川野 恵子さん

クーリエ・ジャポン「2023年に世界のメディアが注目した日本人100人」に選ばれた

川野 恵子さん

逗子市出身 50歳

2月2日

あっとほーむデスク

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

逗子・葉山版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

逗子・葉山版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook