山口春記念館(葉山町一色)が「秘蔵コレクションによる美の競演―山口春と近代日本画の巨匠たち」を開催する。11月28日(土)から来年1月31日(日)まで。(公財)JR東海生涯学習財団設立30周年初冬特別展。
新日本画の世界を切り拓き、戦後日本画壇に大きな足跡を残した春。特定の画塾を作ることはなかったが、後進への助言を惜しまず画壇を牽引し、1965年には文化勲章を受章した。
1971年に春が没した後、山口家から所蔵品の寄贈を受けた同財団は、記念館を開館するにあたり、親交のあった画家たちに寄稿や制作を依頼。「春先生の思い出」と題した企画を実施した。今回は、平山郁夫ら作品を寄せた巨匠たちによる珠玉の作品を春の作品と共に展示。新日本画創造への取り組みと、日本画壇に与えた影響を改めて知ることができる。
開館は午前9時30分から午後3時30分(入館は3時)まで。毎週月曜(1月11日除く)と12月28日から1月4日、12日は休館。入館料一般600円、高校生以下は無料。問い合わせは【電話】046・875・6094
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