創業90周年記念企画として、地大豆「葉山たのくろ豆」の栽培に挑戦している逗子のとうふ工房「とちぎや」の店主・亀田勝さんが先月22日、収穫作業を行った。
三浦市の城ケ島が発祥とされ、葉山の農家で代々栽培されてきたこの大豆。田んぼの畔を補強するために植えることから、「たのくろ豆」と呼ばれている。
逗子葉山エリアには平坦で広い農地がなく、専用の機械もないことから、同店の人気商品「地大豆とうふ」で使用している「津久井在来大豆」を作る相模原市緑区の農家・石井好一さんに協力を依頼。畑の一画を借りて、今年の春に苗を植え、栽培していた。
当日は、脱穀機を使って莢と実を分別し約20kgを収穫した。亀田さんは「エメラルドグリーンでとてもきれい。豆腐にするのが楽しみ」と笑顔で語った。今後、豆腐作りに最適な状態まで乾燥させたあと、来年2月頃に一般販売する予定。「今年は十分な量はできないかもしれないが、きれいな色をした地元産の豆腐を多くの方に味わってほしい」と話している。最新情報は同店のフェイスブックページで。
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