逗子・葉山 社会
公開日:2022.11.18
ブルーカーボン創出へ
葉山アマモ協議会
葉山アマモ協議会が10月15日、漁業者やダイバーたち約60名とともに、藻場の再生活動を実施した。
海藻がなくなり、砂漠のような状態になる「磯焼け」が進む葉山沿岸で活動する同会。今回は、約5年前から磯焼け状態が続く岩礁エリアに、陸上生産しり、成熟したカジメの母藻を設置した。大量の胞子を放出し、来春に若芽が出ることが期待できるという。
これまで海藻が消失した場所では、こうした活動によりカジメが回復傾向にあることが確認されている。同会の山木克則さんは「ウニの駆除に加えて海藻の胞子や苗の設置を行うことで藻場の早期復活をしていきたい」と話している。
藻場は陸上の森林のように二酸化炭素を吸収、貯留する働きがあり、ブルーカーボンと呼ばれて注目を集めている。これらを企業などが「クレジット」として購入し、排出量の埋め合わせと取り組みの支援につなげる動きがあり、同会もブルーカーボンクレジットとして申請することを計画しているという。
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