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公開日:2024.01.19

3.11つなぐっぺし
子どもも能登半島支援
21日まで募金活動

  • 募金活動をする子どもたち

 元日に発生した令和6年能登半島地震の被災地支援活動が各地で広がりを見せる。そうした中、逗子・葉山の中高生を中心に活動するボランティアグループ「3・11つなぐっぺし」(田島太地(だいち)代表=人物風土記で紹介)が1月21日まで、JR逗子駅前などで募金活動を展開している。

 地震発生の報道を受け、田島さんはいち早くメンバーと連絡を取り合い、募金活動を行うことを決定。道路使用許可の兼ね合いで1月15日からの活動となった。

 SNSでボランティアを募集したところ、15日には小学生から大人まで約40人が参加。午後6時から7時まで「能登半島地震支援募金にご協力お願いします」と大きな声で、駅から出てきた人、駅へ向かう人に支援を呼びかけた。寒空での活動に、使い捨てカイロを差し入れした女性もいた。

 募金をした鎌倉在住の男性(81)は「バスに乗ろうとしたら、かわいい声がしたから戻ってきて募金した。子どもなのに偉いね。頑張って欲しい」と語った。

 今回初めて募金活動に参加した逗子開成中学3年の斉藤雅流(がる)さんは「ニュースを見て何か力になりたいと思った。たくさんの人が募金してくれるので驚いた。通りかかった中学生が小学生に『頑張って』と声を掛けるのを見て心が温かく感じた」と感想を語った。

 この日の募金額は22万4765円だった。集まった支援金は全て「石川県による災害義援金」に送るという。

 募金活動は20日(土)まではJR逗子駅前で午後6時から7時まで。21日(日)は東逗子駅隣ふれあい広場で午前10時から午後3時まで行う予定。

 同グループは東日本大震災の風化防止、防災意識向上を目的に2013年から活動し、イベントでの啓発活動や、大災害発生時に募金活動を行い被災地支援に取り組んできている。

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