環境や防災分野などで活動する学生が逗子市の課題に向き合い、行政へ政策提案をする「学生未来アクションフォーラム」が6月7日、逗子文化プラザさざなみホールで行われた。ずしグリフェス実行委員会主催、学生未来アクションフォーラム実行委員会企画。
当日はMOANA(環境)、逗子活性化プロジェクト(環境)、うみけん(環境)、3・11つなぐっぺし(防災)、かながわ学生ボランティア連合(環境等)などの学生団体の生徒・学生らが参加。
「街のゴミを減らすための仕組み」「市内の小中高生における防災教育の仕組み作り」「市内フードロス削減のための仕組み作り」「海洋ごみを減らす取り組みの推進」の4つのテーマについて、5・6人のグループディスカッションが行われ、それぞれのテーマについて具体策を出し合った。
ごみ削減については「ごみ拾いイベントの開催」「ごみ拾いアプリと連携したポイント制度の構築」、防災教育については「生徒主体の避難訓練の導入」「地域全体で連携した避難訓練の実施」などが意見として出された。これらの提言を生成AI・ChatGPTを利用し、政策提案書をその場で作成し、市に提出した。フォーラム実行委員会の齊藤雅流実行委員長は「短い時間の中で、思っていたより意見が出た。夢物語でなく現実的な政策案が出て良かったと思う」と手応えを述べた。
後日、桐ケ谷覚逗子市長は「若者らしい斬新でユニークな提案を参考にし、行政運営に生かせればと考える。学生主体の意欲ある項目については積極的にサポートしていきたい」と話した。
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