写真家の桐島ローランドさんが5月29日、逗子文化プラザ市民交流センター主催の「初心者のための生成AIセミナー」に講師として登壇した。
桐島さんは「AIは産業革命を起こすのではないか」と語り、その可能性や進化のスピードについて言及し、AIの歴史や種類、利用の仕方を紹介。日常的に物事を調べる際に「生成AIを使えば広告がないのでストレスもかからない。検索エンジンはもうやめましょう」と声を大にした。また、参加者からリクエストを受け、その場で実際に画像や映像を作成してみせた。
活用については、「専門知識がなくても誰でもすぐ使える」「文章や資料作り作業の時短・効率化」「アイデア出しの壁打ち相手になり、考えが整理される」「今までできなかったことができ、創造の幅が広がる」「日常生活でも役に立つ」といったメリットをあげた。一方で、「間違った情報を出すこともあるので、正しいかどうかは自分で判断を」「個人情報や機密情報は入力しない」「著作権・倫理問題」などのデメリットや注意点をあげ、あくまで「補助ツール」であり、最後に考えるのは人間で、依存しすぎてはならないと強調した。
最近、生成AIを使い始めたという伊藤成美さん(36)は「AIは自分を映す鏡。使う人が自分の事を分かっていることで適切に使えるものだと感じた」と感想を述べた。
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