逗子・葉山 トップニュース社会
公開日:2025.07.11
ミューシー
葉山町PR大使に就任
経済効果もたらすキャラに
葉山生まれのアオウミウシのキャラクター「ミューシー」が7月1日、葉山町PR大使に就任した。ミューシーは昨年3月1日から今年3月31日まで、葉山町制施行100周年PR大使を務め、町内のイベントに参加してきたが、今後は町外に向け葉山の魅力を情報発信をすることにも力を注ぐ。
7月1日、葉山町の森戸海岸で海水浴場開き式が行われた後、PR大使就任式が行われ、ミューシーは山梨崇仁町長から委嘱状を手渡された。期間は2026年3月31日まで。山梨町長は「ミューシーには自然の大切さを広め、葉山町の象徴として、葉山の魅力を町内外に広く発信し、町全体で世代を超えて笑顔と交流を生む中心的存在になることを期待している」とコメントした。
ミューシーはこれまで町内のイベントに呼ばれて登場することが多かったが、今後は町主催のイベントや広報事業への参加のほかは外に向けた活動にも力を入れる。例えば、町内の店や会社とコラボレーションして、パッケージなどにイラストを使用することで、葉山のPRにつなげるなども考えられる。町では関連グッズをふるさと納税の返礼品として活用する計画もあるという。
ミューシープロジェクトの大竹則彦さんは「高知県須崎市のカワウソの『しんじょう君』がふるさと納税額を大幅に増加させたように、ミューシーも葉山に経済効果をもたらせるキャラクターに成長させたい」と熱を込めた。
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