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公開日:2025.09.26
あけの星幼稚園
園児が環境大臣訪問
夏休みの課題を報告
あけの星幼稚園(葉山町堀内)の竹石素子園長と年長の園児3人が9月10日、環境省を訪れ、浅尾慶一郎環境大臣を訪問した。同園の環境教育の取り組みや、園児たちの夏休みの課題を報告。大臣は「園児が『地球が喜ぶことは何だろう』と一生懸命に取り組んだ活動と、その真剣なまなざしに、むしろ私が学ばなければと思った」とコメントした。
園児たちが大臣に見せたのは、夏休みの課題として「地球を笑顔にする活動」を写真に撮り、絵日記風にまとめたもの。「キエーロを使った生ごみ削減」「ビーチクリーン」「食べ残しゼロ」「グリーンカーテン」「トイレットペーパーの芯のリサイクル」など、それぞれが考えて取り組んだ。土地柄、ビーチクリーンを行った園児が多かった。また、一昨年の卒園生が作った「環境カルタ」も持参。「『ぜ』んいんでまもろう、きれいなちきゅう」「『む』だなくつかおうでんきとみず」など、園児がひとり1組、読み札と絵札を作成した。
竹石園長によれば、浅尾大臣は「この取り組みを環境省の方で取り上げられたら」と話したという。
園児の一人は「自分たちがやったビーチクリーンの話をきいてもらえてうれしかった」と感想を語った。
研究発表がきっかけ
同園は職員の研究活動として2021年度から今年度にかけ、環境問題をテーマに取り組んでいる。自身たちの学びを深めながら、園児たちに地球温暖化やごみ削減といったことを伝え、子どもたちが今の地球に危機感を持ち、「自分たちでどうにかしなかればならない」という思いを持ってもらいたいと期待を込める。8月に横須賀で開催された「神奈川県私立幼稚園教育研究三浦半島地区大会」で行ったこれまでの研究発表が、地元幼稚園の取り組みとして浅尾大臣のもとに伝えられ、大臣が興味を持ったことから今回の訪問につながった。
同園は1954年、イエズス孝女会が創立。シスターたちの高齢化に伴い、今年4月からカトリック横浜教区を母体とする学校法人聖トマ学園の運営となった。
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