2011年度藤沢市予算案 法人市民税が57%増 市内事業者の景気上向き、一般会計も過去最大
藤沢市は9日、2011年度予算案を発表した。総額は、2283億2349万3000円。一般会計は前年度比59億6400万円増(5%増)で、過去最大。法人市民税は35億1300万円(57%増)で、景気の上向きを背景に大幅な増加を見込んでいる。
予算規模は一般会計が、1246億6100万円で、特別会計が1036億6249万3000円。全会計で、子ども手当による増額を除いても前年度比は3・1%増となっている。一般会計の歳入のうち、市税は710億1200万円で前年度比1・2%増。うち法人税は前年度比57%増で、市は「特定の要因は無いが、全体的に市内事業者の景気が上向きになっている」と、大幅な増加を見込んでいる。市債発行額は60億700万円で4・9%増。
11年度は市内13地区それぞれにまちづくり事業費を計上し、本格的な地域分権を目指す。ボランティアセンターの設立や道路整備、安全マップの作成など、地域ごとに抱えている問題を解決していく。
また、待機児童の対策として、441人の定員増に対応するため法人立保育所運営費等助成事業費に13億1188万5000円、12年度から医療費の助成対象を中学卒業までに拡大するための準備経費16億8295万6000円を計上。子育て支援に手厚い予算となっている。
このほかの新規事業は、(仮称)藤沢市リサイクルセンター整備事業(12億429万8000円)、11月に開催される全日本花いっぱい藤沢大会開催事業(3092万9000円)など。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>