藤沢市出身で、競泳のロンドン五輪日本代表(男子平泳ぎ100m・200m)に選ばれた立石諒選手(22・NECグリーンスイミング玉川)が8日、母校の湘南工科大学附属高等学校(幾田信生校長)で行われた壮行会に出席し、在校生らから熱い激励を受けた。
当日は同校で体育祭が行われており、グラウンドに立石選手が登場するとひときわ大きな歓声が沸き起こった。
あいさつに立った立石選手は「五輪は出るだけで満足するつもりはない。北島康介選手に勝ってメダルを獲ってくる」と力強く語るも、「康介さんに怒られそうだな」と苦笑いを見せる一幕も。在校生に向けては「高校の友だちは一生ものなので大切にしてもらいたい。悔いのない高校生活を送って」とメッセージを送った。
壮行会では花束が手渡されたほか、現役水泳部員によるエールが送られた。生徒からの「五輪で活躍する姿を見せてほしい。いつまでも現役部員たちの良い手本でいて」との言葉には笑顔でうなずいていた。
幾田校長は「五輪出場は素晴らしいニュース。立石選手を見習って、在校生にも頑張ってもらいたい」と話した。
立石選手は先月の日本選手権で100m、200mともに五輪派遣標準記録を突破、2位に入り、ロンドン行きの切符を手にした。2008年の北京五輪代表選考会では惜しくも3位にとどまり、代表を逃していた。
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