今年も残りあと6日―。日本大学藤沢高校の全国高校サッカー出場や湘南工科大学附属高校卓球部の県新人大会50連覇、U―17女子サッカーワールドカップで藤沢総合高校の宮川麻都選手が活躍するなど、若者たちが躍動した。藤沢市役所の解体工事が始まり、突然の衆議院解散・総選挙が行われた2014年を振り返る。
上半期
[1月]前年比76人増となる4034人の新成人が誕生。映画「陽だまりの彼女」と藤沢市が「第4回ロケーションジャパン大賞」で映画部門準グランプリを受賞した。
[2月]神奈川なでしこブランドに「Vボディボードシリーズ」((有)バズコーポレーション/内田美智子さん)と「プロの寿司職人が教える寿司教室」(さつまや本店/池田由美子さん)の2件が認定。記録的な大雪が首都圏を2週に渡って襲い、市内でも16cmの積雪を記録、交通網のまひや負傷者が出た。
[3月]藤沢駅北口の「柳通り睦会」の若手有志らが「和」をモチーフとした「和ごみフェスティバル」を初開催、盛況だった。神戸屋キッチンルミネ藤沢店の長田有起さんがパン職人の最高峰を競う世界大会「第2回マスター・ド・ラ・ブーランジェリー」でV2。被災地支援のために2011年に開店した「岩手・宮城・福島観光物産プラザ」が惜しまれつつ閉店。
[4月]藤沢商工会議所の新会館「藤沢商工会館ミナパーク」が完成し、新たなスタートを切った。新江ノ島水族館が全面リニューアルから10周年を迎えた。U―17女子サッカーワールドカップで藤沢総合高校の宮川麻都選手が2得点をあげる活躍を見せた。
[5月]6月から始まる解体工事を前に市役所本館を一般開放、1400人が詰めかけた。月刊誌「aene(アイーネ)」の調査で藤沢市が「主婦が幸せに暮らせる街ランキング」全国第1位に輝いた。「第4回インターナショナル・ウクレレコンテスト」で花村美歩さんがМVPに。
[6月]湘南港の新港湾管理事務所(通称・ヨットハウス)が完成し、開所式が行われた。(一社)神奈川県洋菓子協会の作品展「Cake Show Kanagawa」が6年ぶりに藤沢市で開催、職人の力作が展示された。「第64回藤沢市展」華道の部で鵠沼高校の土屋結愛さんに高校生で初の市長賞が贈られた。
下半期
[7月]藤沢市ビーチサッカー協会が設立し、森井裕幸氏が会長に就任。13年度駅別乗車人員ランキングで辻堂駅の1日平均乗車人数が99年度の調査以降、初めて茅ケ崎駅を上回った。
[8月]全国中学生ビーチバレー大会女子の部で明治中学校が3連覇。「第34回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」で初出場の六会レッズが3位に。藤沢西高校のバンド「かにちゃーはん」が全国高等学校軽音楽コンテストでグランプリに輝いた。
[9月]第27回東海道シンポジウム藤沢宿大会が開催、多彩な企画で来場者を魅了した。江の島岩屋の入洞者が1993年の再オープンから500万人を突破した。
[10月]片瀬海岸で活動する西浜サーフライフセービングクラブが全日本選手権大会で3連覇。藤沢マイスターに美容師の川部智文さん、建築大工の小嶋勇さん、和菓子職人の宮崎昇さんが認定された。
[11月]湘南台中と善行中の2校で選択性による給食試行が始まる。全国高校サッカー神奈川県予選で日大藤沢高が優勝し、7年ぶり4度目の全国へ。湘工大附高卓球部が県新人大会で50連覇の快挙を成し遂げた。市内の人口が42万人を突破、2030年の約43万800人がピークと予想。「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(SST)」の中核施設となる「Fujisawa SSTスクエア」がグランドオープンした。
[12月]衆議院議員選挙が行われ、自民党の星野剛士氏が小選挙区、民主党の阿部知子氏は比例で当選を果たした。湘南台高校吹奏楽部が「第42回マーチングバンド全国大会」に招待団体として出場し、観衆を魅了した。
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