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公開日:2015.09.04

全国JOC水泳大会
大内さんが自由形2冠
目指すは東京五輪

  • 金メダルを手にする大内さん

 水泳の全国JOCジュニア・オリンピック・カップ夏季大会が8月22日から26日まで辰巳国際水泳場(東京)で開かれ、市立明治中学2年の大内紗雪さんが、自由形50m・100m(13〜14歳区分)で優勝し2冠を達成した。「将来は東京五輪に出場したい」と世界の舞台で活躍を目指している。



 大会決勝では2種目とも、序盤から持ち前のスピードでライバルをリード。スタートからトップをゆずらず逃げ切り、50mは26秒02、100mはただ1人56秒台となる56秒73の自己新記録で制した。



 大内さんは、17日から19日まで秋田県立総合プールで開かれた全国中学校水泳競技大会でも同2種目で優勝しており、2大会で金メダルを獲得する快挙となった。「3年生がいる中で、2冠をとれたことは嬉しい」と喜びを噛みしめる大内さんだが、JOC杯では50mの自己記録である25秒99を切れず「安定して25秒台を出せるようにしたい」と悔しさをのぞかせていた。



スピードが持ち味



 水泳のコーチをしていた両親の影響で、生後6カ月からプールに通い始めた大内さん。小学校3年生のころには、クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライの4種目を泳げるようになり、選手・育成コースで練習を始めたという。



 身長153cmと小柄ながら、スタートから思いきりよく飛び出すスピードが持ち味。今回の大会へ向けては、泳ぎを大きくできるように、手をかく回数を25mで16回と普段の泳ぎよりも少なく制限した練習をするなど、のびやかな泳ぎに取り組んだという。今夏、自己記録を更新し目標とする中学記録までは50mで0・71秒、100mでは1・97秒まで迫っている。所属クラブでは、2時間で6000mを泳ぐという練習漬けの日々。将来の東京五輪代表に期待がかかる。

 

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