無人小型飛行機「ドローン」の世界最大級となる国際大会の日本選考会が2月14日(日)、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスで開かれる(雨天の場合は翌日)。愛好家や研究者などの15チームが参加予定でスピードや性能、操作技術を競う。
賞金総額100万ドル(約1億2000万円)、3月にアラブ首長国連邦・ドバイで開かれる「World Drone Prix」の予選を兼ねたレースイベント。慶應SFC研究所が1月に設立した「ドローン社会共創コンソーシアム」とドローンレースを手がける「Aerial Grand Prix Japan」が共催する。
レースは、大学グラウンド上のコースを1台ずつ周回し、1周のベストタイムで順位を決める。コースの全長は1Km以上で、180度のヘアピンカーブ、10mの急降下、ピットストップなどが設置される。個人戦ではなくチーム戦になっているのが特徴で、出場者はパイロット、ナビゲーター、技術者などでチームを組み、協力して優勝を目指す。
本選出場には、スピードだけでなく、スムーズな機体操作や操縦能力、ターン精度や角度などが求められることから、ドローンに搭載したカメラの動画で選考される。
主催者代表の井上士郎さんは、「昨年、日本はドローン元年と言ってもいいほど、認知度が上がった。物流、空撮、測量など様々な分野での活用も広がっている」と言い、「レースというエンターテインメントを通じ、さらに社会での活用や技術の発展などが進むといい」と話した。
レースの観覧は無料。時間は午前9時から午後5時。詳細はホームページ【URL】http://www.wdpjapan.com/を参照。
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