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JR・小田急藤沢駅 ワンフロアに改札口 自由通路も拡幅、改良へ

経済

掲載号:2019年2月15日号

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藤沢駅南北自由通路の完成イメージ(藤沢市提供)
藤沢駅南北自由通路の完成イメージ(藤沢市提供)

 藤沢市は7日、藤沢駅南北自由通路の拡幅や駅舎改良整備について、市、JR東日本、小田急電鉄の3者が合意したと発表した。小田急線の改札をJRと同じ2階に設け、同フロアでの乗り換えを可能にするほか、自由通路の道幅を倍にし、利用客の利便性や回遊性を高める。市は事業完了までの見通しを「今後10年程度」としている。

 市によると、長さ約80mの南北自由通路幅を8mから16mに拡幅し、現在1階にある小田急改札を2階のJR改札南側に隣接する形で新たに設置。さらに現在両線のホームをつなぐ跨線橋までをコンコースでつなぎ、JR、小田急双方の乗り換え改札を設ける。現状の小田急1階改札の存続については規模の変更も含めて同電鉄が検討している。

総事業費310億円

 事業総額は約310億円。その内、自由通路は藤沢市が事業費を負担し、駅の改良については2社が事業主体となり、3分の1を市が負担する。市の負担額は約180億円にのぼる見通しで、それぞれ国交省の制度を利用した補助金の採択を目指すという。

 市によると、藤沢駅周辺の再整備は1979年に完了。40年が経ち、周辺の駅と比較して施設面での老朽化が目立つ。また、それぞれ1階と2階にある小田急―JRの改札間と自由通路の動線が交錯しており、通勤・通学時間の混雑が課題になっていた。

 さらに近年、地域経済の面からも大型ショッピングモールの進出などで消費が流出している現状がある。市藤沢駅周辺地区整備担当は「藤沢駅は市の中心部であり湘南の玄関口。整備による拠点性を高め、街の活性化につなげたい」と話した。

 3者は2月下旬にも事業実施に向けた基本協定を締結する方針で、小田急は今年度内、JRは19年度内に基本設計に着手。2年間の詳細設計期間を経て、23年度頃の着工を目指す。
 

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