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藤沢 コラム

公開日:2019.02.22

コラム
HOW TO コミュニケーション
連載8 「上手な夫婦喧嘩の収め方」

 夫婦喧嘩をしてしまい、「どうやって収めたらいいのかわからない」と思ったことはありませんか?何かのきっかけで言い合いになったり、話のすれ違いでどちらかが不機嫌になるのはよくあること。あなたがこれからも相手と一緒にいたいと思っているなら、そこで「私は悪くないのに」と怒りに身を任せるのは得策ではありません。



 まずはどちらが悪くても、あなたから相手に「ゴメンね」と伝えましょう。感情的になっていると、「自分が悪くもないのに何故謝らなくてはいけないの」と思うかもしれませんが、どちらが悪いから、という訳ではなく、先に謝ることにはちゃんと理由があります。



 喧嘩には様々な原因がありますが、とても気力と体力を使います。だから「本当は早く収束させたい。でも謝るのは悔しい」と思っているはず。でも、そんな気持ちになっているのはあなただけではなく、相手も同じなのです。そこであえて「嫌な気分にさせてゴメン」と”先手”を打つことで、「喧嘩の最中もこちらの気持ちを汲んでくれた」ということが伝わります。これにより怒りが収まるだけでなく、喧嘩が収束した後に互いの信頼関係を深めることにも繋がるのです。



 そして相手の怒りが少し収まってきたら、「実は私、こう思っていたんだ。でも、伝え方が悪かったよね」というふうに、喧嘩の原因をさりげなく落ち着いた状態で伝えましょう。喧嘩の内容や原因を直接言及するのではなく、自分の伝え方が悪かったから起こった喧嘩だということにしつつ、自分の思いを伝えることができます。



 相手がイライラしている気持ちを一度受け取ってあげることが大切なポイント。お互い嫌な思いをせずに言いたいことをきちんと伝え、信頼関係を築いていきましょう。

 

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