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「アベノマスク」 回収箱を設置 「必要な人に」NPOが企画

社会

掲載号:2020年6月12日号

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布マスクの回収ボックスと桜井さん(右)
布マスクの回収ボックスと桜井さん(右)

 市民活動団体を支援している「認定NPO法人藤沢市民活動推進機構」が先月25日から、政府が配布する布マスク(通称・アベノマスク)の回収箱を設置し、寄贈の受け付けを始めた。地元の介護施設や児童施設など、今後必要とするところへ届ける。

 布マスクは、横13・5cm、縦9・5cm。一般的な不織布マスクより小さいことや配布の遅れなどから「アベノマスク」と揶揄され、店頭のマスクも流通し始めたことから「今さら必要ない」との声も多い。先ごろ布マスクの配達が始まった藤沢でも同様の声が上がっていたといい、「それならば不要な人から回収し、必要な人に届けたい」と同法人が企画した。

 配布先はNPO団体や介護施設、高齢者宅、児童施設などで約2千枚を想定。「布マスク回収BOX」と書かれた回収箱を、遊行通りの寿ビル(藤沢577)の2階に設置した。今後、マスクの配布先や回収箱を設置できる場所などを広く募っていくという。

 同機構には9日現在で345個のマスクが寄贈されているといい、担当の桜井光さんは「予想よりも反響が大きく驚いた。有効活用するため、少しでも多くの方に利用していただければ」と話した。

 回収箱の受け付けは、火・木・金曜日の午前10時から正午、午後1時から4時。郵送でも受け付ける。寄贈は、未開封のマスクに限る。

 詳細の問い合わせは同法人のホームページ、または【電話】0466・53・7366へ。

7割が配布済み

 日本郵政によると、藤沢市では藤沢郵便局と藤沢北郵便局に布マスクが納品され市民へ配布される。マスクは一括ではなく段階的に納品されており、到着分に関しては1週間から10日ほど配達されるが、全マスクの配布完了については、納品スケジュールが示されておらず不明だという。

 市内の納品状況は、8日時点で藤沢郵便局(約14万世帯)が配達率70・3%(約11万個)、藤沢北郵便局(約7万世帯)は73%(約5万8千個)となっている。

古久家餃子無料券と交換

 藤沢駅近くの中華料理店「味の古久家藤沢店」では、不要なアベノマスク(未開封)と餃子の無料券を交換するサービスを始めた。6月末まで。

 無料券は7月以降利用できる仕組みで、同店自慢の6個入り餃子(税別290円)=写真=1人前が無料になる。系列店の中華そば寅湘南ライフタウン店・柄沢店・寒川店でも同様のサービスを実施する(餃子は7個入り税別250円)。集まったマスクは介護施設や児童施設などへの寄付活動を展開するNPO法人藤沢市民活動推進機構に委託するという。
 

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