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公開日:2020.06.26
藤沢駅北口デッキ
位置づけ「広場」に
来年4月から条例施行
藤沢市議会は22日、本会議を開き、市が藤沢駅周辺の活性化に向けて制定を目指していた「市藤沢駅前広場条例」を賛成多数で可決した。施行は来年4月1日から。北口の「サンパール広場(ペデストリアンデッキ)」と歩行者専用道の「サンパレット広場」を現行の市道から「広場」として位置付け、活性化の拠点として活用していく。
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ペデストリアンデッキ(約4700平方メートル)は昨年12月に3年がかりで改修工事が完了。ウッドデッキや人工芝の広場などが整備され、バリアフリー化も実施された。
市は今後、サンパレット広場(約1200平方メートル)と合わせて市民の憩いや交流、賑わいを創出する拠点とする方針だが、現行の制度上では道路法上の制限がかかる。例えばイベント開催時には県警への道路占有許可や、飲食を伴う場合は保健所の許可が必要な上、「公共・公益性が高い内容」に限定。民間事業者などが単独で開催するのは事実上不可能で、賑わいづくりには新たな枠組みが必要だった。
そこで市は条例を制定することで制限を緩和。条例の趣旨に沿った内容であればイベントも開催できるようになる。
広場の維持管理は来年以降、民間の指定管理者が担う方針。広場は原則一般開放されるが、一部を占有する利用には予め指定管理者の許可が必要になる。
平日利用19万円
条例には施設利用の上限額も盛り込まれた。サンパール広場を平日1日全面利用した場合19万6800円、サンパレットは4万9600円(休日別料金)など。来年4月以降、指定管理者が条例に沿って運用していく。
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