三菱電機(株)と兼松コミュニケーションズ(株)は先月26日、話した言葉がタブレット端末の画面を指でなぞると文字として浮かびあがるアプリ「しゃべり描きアプリBiz」のデモンストレーションを藤沢市役所で行った。ソーシャルディスタンスを保ちながら意思疎通が可能で、聴覚障害者団体などに6月末まで無償提供している。
鎌倉市に拠点を置く三菱電機(株)総合デザイン研究所が「地元の障害者団体や自治体で活用してもらいたい」と企画。市川和広県議会議員事務所を通じ、県聴覚障害者連盟、市聴覚障害者協会、市福祉健康部、市議会議員ら20人が参加した。
説明後の質疑応答では、聴覚障害者から「最近はマスクをつけた状態だと口元の動きが読めず、コミュニケーションが取りづらかったので助かる」、「対応機種が限られているので増やしてほしい」など率直な意見が寄せられた。
三菱電機の松原勉さんは「聴覚障害者団体や藤沢市で活用いただけることになりありがたい。当事者からの貴重な意見を踏まえ、より使いやすいアプリの改善を進めたい」と話した。
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