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限定の観光体験も 1泊5千円引き 市補助へ 「宿泊型観光」推進へ新事業

経済

掲載号:2022年6月17日号

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春の大型連休最終日、多くの観光客で賑わう江の島。日帰り中心から宿泊に結び付けることで市内経済への波及効果を狙う
春の大型連休最終日、多くの観光客で賑わう江の島。日帰り中心から宿泊に結び付けることで市内経済への波及効果を狙う

 コロナ禍で疲弊した観光業の活性化に向け、藤沢市は今秋をめどに市内宿泊施設の利用者に対し、1泊5千円の補助を盛り込んだ新事業を実施する。人気イベントと連動した宿泊者限定の観光体験のほか、飲食店や土産物店で使える割引やサービスなど特典も付与。近隣市町村を含む幅広い客層をターゲットに宿泊型観光を推進し、観光業の回復と振興を図りたい考えだ。

 事業は10月から来年1月を想定。市は延べ3万泊分の補助などを盛り込んだ関連事業費約1億8100万円を、2022年度一般会計補正予算案に計上した。今後、市議会の議決を経て市や市観光協会、経済団体らから成る実行委員会を組織し、準備を進める。

 市によると、昨年1年間に市内を訪れた観光客は約1335万人。前年比で約180万人増加したが、依然観光業や宿泊施設は厳しい状況が続く。市が実施した21年10月〜22年3月期の景気動向調査によると観光、ホテルの業況は「やや悪い」で、実情が浮き彫りになった。

 また、新型コロナウイルス感染拡大の影響で旅行者の意識も変化。遠方よりも近隣観光を楽しむ「マイクロツーリズム化」が顕著になっている一方で、より消費単価の高い宿泊観光の掘り起こしが課題となっていた。

新たなモデルに

 江の島では近年、誘客効果の高い宝探しイベントのほか、「関東三大イルミネーション」に選ばれる「湘南の宝石」など夜間コンテンツも充実。こうした人気事業へと誘導を図りつつ、飲食店や土産物店が独自に用意する割引やサービスとを連動させることで、経済波及効果につなげたい考えだ。ポストコロナを見据え、新たな観光モデルの確立を図る狙いもある。

 市は同事業の付加価値を高めるため、国の観光支援事業「Go Toトラベル」との併用を可能とするほか、市などが発行する観光情報誌の内容を充実させることで、幅広い層への訴求を図るとしている。

 市観光課は「消費底上げのためには、宿泊観光は不可欠。経済の回復と振興に向けて、推進していきたい」と話した。

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