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藤沢 トップニュース経済

公開日:2023.02.03

今春、土棚にドローン学校
地域の普及拠点に

  • 事業譲渡を受けた田村社長(左)と譲渡した川崎市の合同会社ドローンの窓口の橋本真一代表

 土棚にある藤沢高等自動車学校に今年4月、ドローン(無人航空機)の国家資格が取得できる学校が開設される。昨年12月、有人地帯・操縦者の目視外の飛行(レベル4)が解禁され、活用の幅が大きく広がるドローンの普及につながると期待される。

 「ドローンパイロットスクール湘南横浜校」と名付けられたドローン学校は、同自動車学校を運営する(株)キャリアドライブが運営する。先月、川崎市の事業者から事業譲渡契約を締結。同じ国家資格となる自動車運転免許取得の仕組みを活かして展開する。開校後、導入コンサルティング業務も視野に入れる。

 実習では、自動車学校そばの1万平方メートルの土地を活用。同社代表取締役の田村嘉規氏は「陸の免許から空の免許へ。ドローンの普及で生活はもっと便利に、新たなビジネスチャンスも生まれる。その普及促進の手助けができれば」と意義を話す。

 ドローンの国家資格は、レベル4の飛行解禁に合わせて制度化。安全性の確保を目的に座学、実習を通して取得する。

 国交省では、レベル4飛行で、物流では山間部や離島への配送、災害時では救助活動や捜索、工事現場では橋梁や砂防ダムなどの保守点検などで活躍。「空の産業革命」とも言われている。

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