神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2023年11月17日 エリアトップへ

日大藤沢サッカー部 悔しさバネに連覇 2年連続7度目の県頂点

スポーツ

公開:2023年11月17日

  • X
  • LINE
  • hatena
前半20分、決勝弾を放つ荻原選手(左から2番目)(=12日、ニッパツ三ツ沢球技場)
前半20分、決勝弾を放つ荻原選手(左から2番目)(=12日、ニッパツ三ツ沢球技場)

 第102回全国高校サッカー選手権2次予選の決勝が12日、ニッパツ三ツ沢球技球場(横浜市神奈川区)で行われ、日大藤沢高校が1―0で桐蔭学園高校を破り、2年連続7度目の優勝を果たした。夏の全国4強を糧に粘り強さで勝ち取った栄冠。応援に駆け付けた関係者からも大歓声が飛んだ。同校は県代表として12月28日に開幕する全国大会に出場する。

 チームカラーの桜色に染まったスタンドが歓喜に包まれた。

 決勝弾を放ったのはボランチの荻原大地選手。前半20分、MFの諸墨清平選手が浮かしたボールに反応し、相手DFの裏スペースに思い切り走り込むと右の足先でゴールに押し込んだ。

 この日は持前の運動量で攻撃、守備にわたりピッチを縦横無尽に駆けた。佐藤輝勝監督が「(荻原選手が)2人いるんじゃないかと思うほどよく走った」と目を見張る活躍ぶりで「今日は荻原のおかげ」と称える。

 後半は1点を追う桐蔭が攻勢を強め、あわや失点と思われた場面が何度もあった。主導権が握れず、相手の正確なセットプレーから何度も危機を迎えたが、その度に跳ねのけてみせた。

 頂上決戦の試金石になったのは、全国4強まで進んだインターハイでの経験だ。チームが目指すのは日本一の頂点。準決勝で敗れ、その高みにあと一歩及ばなかった。

 その悔しさを糧に、もう一度チームの方針から見直した。指揮官が言う。「全国という山を一度降りて、登る前から準備しよう」。再び全国の舞台を踏むことを誓い、球際や最後まで寄せ切る粘り強さを磨いてきた。

 もう一つ、選手らのモチベーションにつながったのは2年生MF、布施克真選手の存在だ。U―17日本代表に選ばれ、チームを離れており、メッセージビデオが送られてきた。「日藤を日本一に導けるくらい強くなって帰ってくる。だから絶対全国に行ってほしい」。異国で戦うチームメイトの言葉に主将の佐藤春斗選手は「あいつが帰ってくるまでチームを終わらしちゃいけない」と必勝を胸に刻んだ。

 2年連続の大舞台まで1月と少し。全国に向け、佐藤選手は「主導権を握って中からも外からも崩していくのが自分たちのスタイル。精度を上げていく」と話し、目標と問われると力強く答えた。「日本一です」

試合後、歓声を送るスタンドに手を振る選手ら
試合後、歓声を送るスタンドに手を振る選手ら

湘南巻き爪矯正院 藤沢院

無料相談会実施中!神奈川16店舗展開 施術実績41万回超 切らない・痛くない「負担の少ない施術」

https://shonanmakitume.com/fujisawa/

<PR>

藤沢版のトップニュース最新6

オンライン申請可能に

パートナーシップ宣誓制度

オンライン申請可能に

10日から「寄り添う制度」目指す

3月14日

市立中でいじめ、重大事態

市立中でいじめ、重大事態

結論出ぬまま生徒卒業

3月14日

目指すは「2位か1位」

湘南台在住川口さん

目指すは「2位か1位」

スペシャルオリンピックスへ出場

3月7日

ピンクで示す いじめ根絶

日大藤沢

ピンクで示す いじめ根絶

150人が初のメッセージ

3月7日

パブコメは反映されたか

総合指針2028

パブコメは反映されたか

市民団体が検証

2月28日

世界的に貴重な浮世絵展示

世界的に貴重な浮世絵展示

市民ギャラリーで「番場コレクション」

2月28日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

  • 2月28日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2025年3月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook