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藤沢 社会

公開日:2025.07.04

飲食・風俗営業店へ立入指導
藤沢駅周辺で夜間合同査察

  • 夜の店舗内で避難経路などを確認する合同査察の関係者ら

 神奈川県警察本部と藤沢市の関係部局は先月26日、藤沢駅周辺の雑居ビルに入居する飲食店や風俗営業店などに対し、合同査察を実施した。

 同駅前地区にある歓楽街の治安向上や火災予防強化などを目的に、2016年から取り組んでいる環境浄化対策の一環。

 この日は県警本部や藤沢警察署、市消防局、市街なみ景観課の署員・職員ら57人が参加し、5班に分かれて抜き打ちで店舗へと足を運んだ。

 警察官は営業許可証の掲示や18歳未満立入禁止の表示、従業員名簿の有無、「客引き」行為への指導啓発など風営法違反を、消防は避難経路に障害物がないかなど消防法違反を、市は道路を占有する無許可で出された看板などをそれぞれ確認。指導件数は19件あり、店舗責任者に注意を促した。

 市査察指導課は、北海道札幌市で昨年11月、ビル内の店舗に放火して従業員らを殺害しようとしたとして、殺人未遂などの疑いで同市の男が容疑者死亡のまま書類送検されたことなどに触れ、「今後も人命危険の排除、ならびに火災予防対策の強化を推進していく」と話した。

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