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藤沢 社会

公開日:2025.08.22

高校生らが核廃絶訴え
辻堂駅前で平和行動

  • 行き交う人々に署名を求める高校生ら

 終戦から80年を迎えた15日、市民有志による集会「不戦のちかい 平和行動」が辻堂駅北口デッキで行われた。護憲派の団体や個人約80人が参加。駅利用者らへ戦争の悲惨さや平和の尊さを訴える大人たちに交じって、高校生5人の姿もあった。

 集会は「敗戦の日」(同日)と「開戦の日」(12月8日)の年に2度実施。参加者は合唱やバンド演奏、「NO WAR」と記載されたプラカードを手にするなど思い思いの形でこれまで21年間、反戦を呼びかけてきた。

 全国の平和活動団体が1998年から国連に派遣しているのが「高校生平和大使」。17都道府県から選ばれたうちの一人、逗子開成高校1年の青栁潤さん(川崎市在住)は「いま世界ではミサイルが飛び交っている。苦しみ続けている人がいる。武力ではなく、話し合いで解決を」などとスピーチした。

 その後、核兵器廃絶や平和の願いを国連に届けるために署名を集める「高校生一万人署名活動」を行った。全国で1年間に集まった署名の数は11万1071筆。この日も足を止め、署名にペンを走らせる人もいた。

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