戻る

藤沢 社会

公開日:2025.09.26

交差点で出合い頭に注意
交通事故524件発生

 今年市内で発生した交通事故は7月末時点で524件に上り、前年比では50件ほど下回ったが、負傷者・死者は595人を数え、2人の尊い命が失われた。身の安全を守るため、誰もが交通ルールを守ることが重要だ。

 交通事故の形態として、藤沢警察署管内では出会い頭の事故が最も多く45件、北警察署管内では追突事故が最も多い70件に上った。

 藤沢署管内では、藤沢駅北口の市街地や辻堂元町、大鋸、片瀬海岸などの地区で事故が多発。特に、県道30号線(戸塚茅ヶ崎線)では交差点で自動車と二輪車、自転車が衝突する事故が多いという。北署管内では、湘南台地区や石川地区の他、国道467号では信号のない交差点で従道路から主道路への侵入時に事故が多く発生している。

 事故当事者の種別では両管内ともに高齢者(65歳以上)が最も多く、北署では122件が高齢者の関係する事故に数えられ、歩行中に発生する割合が高いとされる。また、両管内ともに自転車事故が多発しており、高齢者の他、中高生等(13〜18歳)などの多くは自転車走行中の事故とされている。

 藤沢署は「車の運転者は減速や一時停止を守り、歩行者は左右確認を実践してほしい」と呼びかける。北署では暗い夜道で自分の存在を示す反射材の着用を呼びかけ、「道路を横断する際には横断の意思表示を明確にし、無理な通行は避けるよう心がけて」と呼びかけている。

 現在行われている「秋の全国交通安全運動」に関連し、両署では9月29日(月)に交通事故死ゼロを呼びかけるキャンペーンを実施する。藤沢署は大船・鎌倉署と合同で開催。北署では、管内居住者から提供されたサツマイモを通行人に配布する。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

藤沢 ローカルニュースの新着記事

藤沢 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS