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藤沢 社会

公開日:2025.10.24

犯罪被害者支援へ協定
市と警察が連携

  • 鈴木市長(中央)と有馬署長(左)、笠原署長

 藤沢市(鈴木恒夫市長)と藤沢警察署(有馬美奈子署長)、藤沢北警察署(笠原健司署長)の3者は14日、「藤沢市犯罪被害者等支援条例に基づく連携協力に関する協定」を締結した。同条例が1日に施行されたことに伴い、市と警察の一層の連携を図る狙い。

 同条例は犯罪被害に遭った人への相談支援や住居支援、経済的支援などが盛り込まれており、同様の条例は先行して横浜や鎌倉など16市2町で制定されていた。

 これまで犯罪被害者等が行政からの支援を受けるためには、警察での被害相談の後に各課の窓口で本人が被害状況などを再度申告する必要があった。同協定では、犯罪被害者等のこうした心的負担を減らすため、市と警察が被害者等の情報共有の他、条例の周知などで連携することを定めた。

 14日の締結式で笠原署長は「市と警察が同じ目線で支援できるようになった。事件事故に巻き込まれた人が1日でも早く平穏な生活を取り戻せるように協力していきたい」とし、「被害者が出ないよう、安全安心なまちづくりに努める」と話した。

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