藤沢 社会
公開日:2025.11.14
有隣堂藤沢店27年に閉店へ
お別れの企画展を開催
南藤沢の総合書店「有隣堂藤沢店」が、入居するフジサワ名店ビル周辺の再開発事業に伴い、2027年末をもって閉店する。
有隣堂は、神奈川、東京、千葉、兵庫、大阪などで45店舗ほどを展開する書店大手。同店は有隣堂本店(伊勢佐木町)、横浜駅そばの西口店に次いで1965年に開店した。文芸書や実用書、雑誌、文具、児童書などを提供し、長きにわたり地域に親しまれ、今年11月には開店60周年を迎えた。
同店では閉店までの約2年間、「お別れだけど、終わりじゃないのです。」を合言葉に企画展シリーズ「SAYONARA FESTIVAL」を開催する。同企画では「これからの書店」をテーマとして科学や人文、生活など時代や社会の関心に合わせた話題を設定し、1〜2カ月ごとに企画展を行う予定。
小さな絶滅展
第1弾は「小さな絶滅展」と題し、生物学的な絶滅と文化・風習の絶滅の両面から書籍と雑貨で構成される考察・体験型のフェアを開催する。
期間中は国立科学博物館で開催される特別展「大絶滅展 生命史のビッグファイブ」と連動し、地球上で過去5回発生したとされる大規模な生命絶滅の歴史を書籍や資料などを展示。また技術の進化によって忘れられつつあるフィルムカメラやアナログレコードといった文化、風習、生活様式など「古き良きもの」の消失にも焦点を当て、「絶滅危惧的カルチャー」として紹介する。開催期間は11月1日から来年1月4日(日)まで。場所は同店2階、5階他。
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