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鎌倉版 公開:2015年1月30日 エリアトップへ

県立大船高校の同窓会「白帆会」の会長を務める 黒沢全匡(ぜんしょう)さん 材木座在住 46歳

公開:2015年1月30日

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「校友の絆深めたい」

 ○…今年で設立から30年を迎える県立大船高校の同窓会「白帆会」。その2代目となる会長を務める。昨年末には母校のグラウンドに馬場を整備し、在校生や近隣住民らに武田流の流鏑馬を披露する催しを同窓会として初めて行った。「生徒たちに、本物に触れる機会を提供したかった。直前まで天気が悪く地面もぬかるみが多かったけれど、楽しんでもらえたようで本当にうれしい」と穏やかな表情を浮かべる。

 ○…材木座にある補陀洛寺住職の長男として生まれた。中学3年のとき、担任から「新しい高校が近くにできるが、興味はないか」と声をかけられ、新設校となる大船高校を受験。第一期生として入学を果たした。「先輩がいないからのびのびしていたし、自分たちで校風を作っていく楽しみもあった」と新入生のころを振り返る。部活動ももちろん一つもなく、「中学校でバスケットボール部に所属していたので、経験者で集まって部を設立したのは入学式から1週間も経たないころ。月末には練習試合もやって、上級生ばかりの相手チームに勝利しました」といたずらっぽい表情を見せる。前例がないため、学内行事は試行錯誤しながら実施。意見の対立があってまとまらなくても最終的に成功させる事から「本番に強い大船高生」と言われた。「濃い3年間を過ごしたから、30年経つ今でも横の繋がりは強い」と語る。

 ○…高校卒業後は仏教系の大学へ進み、関西へ。卒業後1年間の修行を経て地元に戻り、2年前から補陀洛寺の住職に。1999年に結婚した妻との間には一人息子を授かった。最近はPTAや消防団など地域の活動に忙しく「頼まれるとなかなか断れなくなって」と苦笑い。白帆会の会長として、毎年大船高校の卒業式に出席している。「同級生の息子や娘が卒業生にいると感慨深いですね。新しい仲間のためにも、交流できるような場作りをしていければ」と微笑んだ。

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