市内で小型無人飛行機「ドローン」のパイロット育成や防災訓練への参加といった活動を続けている一般社団法人鎌倉ドローン協会(青栁正紀代表)と大船警察署(野口博署長)はこのほど、災害発生時の情報収集に関する協定を締結した。
これは大規模な災害が発生した際、同協会がドローンを活用して管内の被害把握等を行い、同署に情報を提供するというもの。
同協会はこれまでにも鎌倉市、鎌倉警察署と同様の協定を結んでいる。
2月27日には大船署で協定締結式が開催され、野口署長と青栁代表、同協会理事の住吉尚人さんが出席。式後には「車が衝突し人が巻き込まれた」との想定でデモ飛行も行われた。
青栁代表は「今回の協定で市、両警察署と、全市的に協力できる体制ができた。災害本部が設置された際には、速やかに情報が提供できる体制を整えていきたい」と話していた。
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