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鎌倉剣道連盟の理事長を務め、このほど神奈川県体育功労者として表彰された 佐藤 和男さん 横浜市在住 70歳

掲載号:2019年1月18日号

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「続けることが価値になる」

 ○…市民スポーツの振興に功績のあった「体育功労者」として、このほど神奈川県から表彰された。鎌倉剣道連盟の理事長として技術講習会や審査会、競技大会を開催するとともに、3年前から市体育協会の副会長も務める。「裏方」として競技を支えてきただけに「自分が表彰されるとは思わなかった」と驚くが「これまでの周囲の協力があったからこそ。素直にうれしい」と微笑む。

 ○…市内雪ノ下出身。民間企業を経て31歳の時、鎌倉市職員になった。「採用試験の時、面接をしてくれた先輩職員がたまたま父の知人。父が剣道をやっていたので『ぜひ君も』と言われて」剣道を始めることになった。「最初は小さな子どもと一緒に稽古することが恥ずかしかった」というが、上達を実感できるようになると次第にのめりこんだ。仕事を終えた後も毎日のように稽古に通い、現在では7段を取得。「正直あと10年早く始めていれば、と思うこともある。でも下手なりにコツコツ続けていれば、そのこと自体に価値が生まれる。先行している人にも必ずどこかで追いつける。きっと人生も同じですね」。

 ○…30年ほど前、市内から横浜市戸塚区に転居したが、鎌倉や剣道とのつながりは切れることはなかった。現在は神奈川県剣道連盟の職員としても、大会の企画や運営に奔走する。土日も休みはほとんどないが「剣道を始めてから、毎日があっと言う間」という顔には充実感がにじむ。

 ○…娘夫婦と3人の孫も剣道をしており「親子3代」で稽古することも。特に孫たちの成長が励みだ。「対戦相手への敬意、道具を大切にする心、自分の気持ちをコントロールすること。私が剣道から学んだことを、多くの人に知ってもらいたい」。これからも競技の普及に力を尽くすつもりだ。

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