9月15日と16日の2日間、鶴岡八幡宮では1年で最大の祭事「例大祭」が行われ、16日には境内に特設された馬場で小笠原流の射手による流鏑馬神事が奉納された。
鎌倉幕府が編纂した歴史書『吾妻鏡』には1187年、源頼朝が見守るなか、同宮で奉納されたという記載があり、800年以上の歴史を持つこの流鏑馬神事。当日は小雨が降るなか、鎌倉武士さながらの狩装束に身を包んだ射手たちが、真っすぐにのびた約250mの馬場を疾走し、馬上から直径55cmの3つの的を目がけて弓を引いた。
鎌倉時代を彷彿とさせる射手の勇壮な姿を見ようと、会場は外国人観光客など多くの人でにぎわい、矢が的を射抜くたびに大きな歓声と拍手が巻き起こっていた。
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