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鎌倉 人物風土記

公開日:2021.05.21

鎌倉インターナショナルFCの監督兼ブランディング責任者を務める
河内 一馬さん
材木座在住 28歳

ジャンル超え価値生むクラブに

 ○…県社会人リーグの開幕戦を5月30日に控えるサッカークラブ「鎌倉インテル」。発足4シーズン目の指揮を託された。「結果はもちろん、誰かの感情を動かせるようなサッカーをしたい」と意気込む。

 ○…選手としてJリーグの下部組織や都内の強豪校で活躍したが「燃え尽きた」と高校卒業後はスポーツトレーナーを目指して専門学校に進んだ。しかし学内のサッカー部が練習しているのを見ると、トレーニングメニューやチーム作りのアイデアが次々と浮かび「指導者になりたい、という夢が初めて芽生えた」。母校や大学のサッカー部でコーチ経験を積みながら世界中を旅して、現地のサッカーに触れた。25歳の時、南米アルゼンチンの指導者育成学校に入学。スペイン語もほとんど分からないままだったが「行ってしまえばなんとかなると思って」と世界をリードする強豪国に体一つで飛び込み、3年間、その指導理論を吸収した。

 ○…海外で感じたのは、サッカークラブが社会に与える影響の大きさ。自然と「スポーツという枠を超えビジネスや教育にも関われる仕事ができないか」と考えるようになった。そこへ届いたインテルのオファー。「古都鎌倉から世界を目指すという理念にも魅力を感じた」。今季はブランディング責任者を兼務し、ユニフォームやロゴ、チームビジョンなどの作成にも携わる。

 ○…就任から4カ月。練習に選手が揃わないなど、社会人チームならではの課題もあり、試行錯誤が続く。それでも「悩み、もがくことも将来につながると思う」と表情は明るい。「住民だけでなく、観光客や外国人にも応援してもらえるようなクラブに」。ボーダーを超えた前例のない挑戦は始まったばかりだ。

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