地元の食材を知ってもらおうと、西鎌倉小学校で9月27日、「鎌倉海藻ポーク」を使った肉みそが給食で登場した。
市内の料理家・矢野ふき子さんらが育成する海藻ポークは、鎌倉の海岸に漂着する海藻を混ぜた飼料で育つブランド豚。従来は廃棄されていた海藻を福祉施設の利用者らが集めることで、水産資源活用と障害者の収入増加を目指す。
西鎌倉小の給食では、海藻ポークの挽き肉を味噌やゴマ、ニラ、ショウガと煮込み、児童たちはごはんと一緒に肉みそを頬張った。3年生の男子児童は「(海藻ポークは)とろける感じ」と笑顔を見せ、女子児童も「豚さんが海藻を食べるのはびっくり。おいしかった」と話した。
海藻ポークは今後、他校でも使用される予定。西鎌倉小の栄養教諭・仁部成江(まさえ)さんは、「鎌倉自慢の食材になれば」と語った。
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